
連合の第85回かながわ中央メーデーが26日、横浜市西区の臨港パークで開かれ、1万1千人(主催者発表)が参加した。雇用改革の問題点や少子高齢化の課題を挙げ、今国会で審議される予定の労働者派遣法の改正案などに反対する特別決議を採択した。
主催者としてあいさつした連合神奈川の柏木教一会長は「政府には労働者保護ルールを改悪しようとする意図が見える。この流れに断固として対峙(たいじ)しなければならない」と述べ、反対姿勢を明確にした。
来春の統一地方選については、「働く者、生活者の立場に立って取り組む方々と連携し、勝利しなければならない」と述べた。
来賓として黒岩祐治知事や民主党の金子洋一県連代表らが出席。与党側からは公明党県本部の上田勇代表が出席し「日本経済再生に微力を尽くす」などとあいさつした。
【神奈川新聞】