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GW客足どうなる、消費増税でレジャー施設やきもき

経済 | 神奈川新聞 | 2014年4月27日(日) 03:00

消費税率引き上げから間もなく1カ月。増税の影響はレジャー・文化施設、スポーツ観戦にも及ぶ。料金の値上げで客足が鈍らないか、やきもきしながら迎えたゴールデンウイーク(GW)。その出足に関係者は気をもんでいる。

■トリプルパンチ

増税のあおりをもろに受けているのが船宿だ。円安による燃料代の高騰や餌代のアップもあり、値上げを余儀なくされる船宿は多い。

乗船代を500円上げた横須賀市久比里の「巳之助丸釣船店」の臼井美喜男船長は「釣り客にとっては、乗船場に来るまでの車のガソリン代、高速料金を加えたトリプルパンチ。客足は遠のいており、GWが心配だ」と嘆く。

博物館、美術館、文学館などでは多くが入館料や常設展の料金を据え置いたが、値上げに踏み切った横須賀美術館、山手資料館などでは影響を最小限にとどめようと配慮がみられる。彫刻の森美術館はシニア料金(1100円)を廃止し、一般と同じ1600円に値上げし、高校・大学生も100円アップ。一方でファミリー層は据え置いた。「来場者は家族連れが多い。これならGWの人出にも影響はないだろう」と話す。

■ソフトよければ

約190の映画館などでつくる県興行生活衛生同業組合では一般、学生料金は据え置き、毎月1日や60歳以上の割引料金を千円から100円値上げ。立松宏事務局長は「客足はソフト次第。おもしろい映画なら影響はない。増税前ならもっと入ったのに、と思うことはあるかもしれないが」と話す。

気をもむのはスポーツ界も同じ。

プロ野球の横浜DeNAベイスターズは「増税分を球団で負担するのは難しい」と、本拠地・横浜スタジアム(横浜市中区)の内野指定席と外野席を100円値上げするなど入場料の一部を変更。レプリカユニホームも200~300円高くなり、グッズ価格の改定も余儀なくされている。

集客はチームの成績にも左右される。チームは開幕からつまずき目下、最下位。そこで目を付けたのが首位を走る広島カープ。「カープ女子」と呼ばれる女性ファンが増えていることから、地元のスイーツが楽しめる特典付きチケットの販売などを予定。“他力本願”ながら、客離れを防ごうと躍起だ。

■好きなものなら

サッカーのJリーグも影響を避けられていない。子ども向けの入場料は据え置きにしているクラブがほとんどだが、J1の横浜F・マリノス、川崎フロンターレとも大人向けは値上げになった。クラブの担当者は「年間のチケット売り上げは5億数千万円。単純計算して(増税分の)2千万円近くをのみ込むのは厳しい」と言う。

一方、ファン、サポーターからは理解を示す声が多い。横浜F・マリノスの試合を家族連れで観戦していた横浜市港南区の男性会社員(30)は「好きなものにはお金は使いたいし、マンションのような大きな買い物ではないので財布のひもはそこまで固くならない」と変わらぬ応援を約束した。

【神奈川新聞】

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