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3月県内景気動向調査、駆け込みで過去最高

経済 | 神奈川新聞 | 2014年4月5日(土) 03:00

帝国データバンク横浜支店がまとめた3月の県内景気動向調査によると、企業の景況感を示す指数(景気DI)は前月比2・3ポイント増と大幅に改善して全産業で51・3となった。

駆け込み需要が景気を押し上げており、2002年5月の調査開始以来、過去最高を記録した。

全国平均(51・0)も初めて50を上回ったという。

業種別では金融、建設を除く6業種で改善し、サービス(55・4)、小売(53・7)などが高水準となった。

県内企業からは「仕事量が増え人手不足」(サービス)、「住宅、エネルギー関連が堅調」(製造)、「飲料用缶、自動車、建材部門が増収」(卸売)などの声が上がっているという。

ただ、3カ月後の見通しは45・1に急落しており、同支店は「多くの企業で駆け込み需要の恩恵を挙げており、消費の冷え込みが長引けば景気回復の失速感は高まる」と分析している。

調査は3月18~31日に962社を対象に行い、442社が回答した。回答率45・9%。

【神奈川新聞】

 
 

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