労働協約の改定と賃上げをめぐり相模鉄道と相模鉄道労働組合による春闘の労使交渉が難航、組合側が20日、電車・バスのストライキに入る可能性が高まっている。19日午後10時半現在、労使協議がまとまらず、ストが回避される見通しは立っていない。実施されれば、同労組によるストは2009年以来、5年ぶり。
ストが計画されているのは本線(横浜-海老名)、いずみ野線(二俣川-湘南台)の始発から終電までと一部の路線バス。全ての列車(643本)が運休すると63万5千人、バス(1954本)が運休すると4万7千人に影響が及ぶという。
対象となるバスは、グループ会社・相鉄バス旭営業所の全路線。横浜、綾瀬両営業所が担当する全路線と高速バス、深夜急行バスなどは、組合員以外の社員で通常通り運行するとしている。
問い合わせは、相鉄お客様センター電話045(319)2111。同社ホームページ(http://www.sotetsu.co.jp/)でも案内する。
【神奈川新聞】