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辻堂駅“南”側の魅力を発信!、フリーペーパー発行/茅ケ崎

経済 | 神奈川新聞 | 2014年2月7日(金) 00:29

辻堂周辺を紹介するフリーペーパー「Spend」の原案を持つ藤田さん=茅ケ崎市浜竹3丁目
辻堂周辺を紹介するフリーペーパー「Spend」の原案を持つ藤田さん=茅ケ崎市浜竹3丁目

テラスモール湘南など、駅前に大型商業施設が立ち並ぶJR辻堂駅。その“反対側”も知ってもらおうと、同駅南側の商店街で居酒屋を営む店主が立ち上がった。市民団体「辻堂LOVERSプロジェクト」を発足し、14日からフリーペーパーを発行。若者をターゲットに、辻堂周辺の店を広く発信していく。

仕掛けたのは茅ケ崎市のはまたけ中央商店会会長の藤田大輔さん。同駅西口から徒歩10分の居酒屋「山吹」(同市浜竹3丁目)を営む。同駅北口にテラスモール湘南がオープンして以降、駅利用者は増加した。一方で、反対側の南口方面にある個人経営店への客足はいまひとつ。辻堂全体を広く知ってもらおうと、同団体を結成した。

ターゲットは、20~30代の若者。デザイナーやカメラマンら9人で、フリーペーパー「Spend」を製作し、3カ月に1回のペースで発行する。「アンテナの高い若者に知ってもらえれば、口コミで広がっていくはず。いずれは昔ながらの職人なども紹介し、若い人とお年寄りを結ぶきっかけもつくっていきたい」

14日に発行される創刊号(カラー8ページ)では、同駅南口周辺の飲食店25軒を地図形式で紹介する。「中華料理を出すワインバーや、お酒の種類が豊富なラーメン店など、個性的で面白い店が多い。地図を持って散策してみてほしい」と藤田さん。辻堂出身で活躍する人々なども特集している。まずは5千部発行し、各掲載店舗のほか、市役所や大学、コンビニなどにも設置できるよう交渉しているという。

今後は飲食店だけでなく、ファッションや生活に関わる店なども取り上げていく予定だ。活動も、イベント開催やインターネットでの番組放送など他方面に広げていく。藤田さんは「2年後には、辻堂駅が開設100周年を迎える。それまでに、辻堂全体をもっと盛り上げていきたい」と意気込んでいる。

問い合わせは、居酒屋山吹電話0467(26)3306。

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