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野菜販売で子育て応援 葉山のGS、収益を寄付

経済 | 神奈川新聞 | 2020年7月23日(木) 20:17

 野菜販売の収益を将来世代のエネルギーに-。三浦半島を中心にガソリンスタンド(GS)15店舗を展開する湘南菱油(横須賀市森崎)は、セルフDr.Drive葉山SS(葉山町一色1461)で月2回野菜を販売し、収益を地元の子育て支援事業に寄付するプロジェクト「お野菜定期便」を始めた。


販売している野菜を手にする湘南菱油のスタッフら=葉山町一色
販売している野菜を手にする湘南菱油のスタッフら=葉山町一色

 3回目の販売日となった今月10日、同店にカボチャ、トウモロコシ、枝豆、トマト、ニンニク、セロリと色鮮やかな野菜が並んだ。すべて取れたてで新鮮な香りが漂う。横須賀市から買いに来たという三屋弘美さん(63)は「プロジェクトの趣旨に賛同している。野菜も鮮度がいいですね」と満足そうだ。

 GSで野菜を売る一見変わったプロジェクトの背景には、「ガソリンは最終的には二酸化炭素となってしまう。エネルギーを供給するだけでなく、地域の環境や将来にも目を向けなければならない」という大庭大社長(43)の思いがある。

 横須賀市の鈴木康太さん(31)が営む農園「Bell Tree Farm」が育てた野菜を湘南菱油が買い取り、収益は食を中心とした子育て支援事業「はやま食卓プロジェクト」に寄付する。大庭社長は「石油だけがエネルギーではない。(野菜の収益が)子どもたちのエネルギーに変わってほしい」と、地域の将来を担う世代に対して責任を持つ考えだ。


10日に販売された野菜。すべて「Bell Tree Farm」でその日に取れた(湘南菱油提供)
10日に販売された野菜。すべて「Bell Tree Farm」でその日に取れた(湘南菱油提供)

 ガソリン消費が生み出す環境問題の影響を受ける農家を支える意味も込めているという同社長は「単に企業が寄付するのではなく、地域としての取り組みにしたい」と強調する。

 野菜購入者には、イタリア料理講師の高木奈美さんが「野菜に愛着を持ってもらえれば。楽しむきっかけに」と考案した手軽に作れるイタリア家庭料理のレシピも手渡している。

 第2・4金曜日の午前10時から売り切れ次第終了。1セット1500円(税込み)。事前予約が可能で、専用フォームから。

 問い合わせは担当の北川さん電話070(2613)3386。

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