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温浴施設など3ゾーン計画 向ケ丘遊園跡地で小田急

経済 | 神奈川新聞 | 2018年12月1日(土) 10:21

3エリアに分けられた向ケ丘遊園の跡地利用計画のゾーニング図(小田急電鉄提供)
3エリアに分けられた向ケ丘遊園の跡地利用計画のゾーニング図(小田急電鉄提供)

 小田急電鉄は30日、2002年に閉園した川崎市多摩区の「向ケ丘遊園」跡地について、温浴施設エリア、商業施設エリア、キャンプなどができる自然体験エリアの3ゾーンとして整備する開発計画を発表した。今後、環境アセスメント手続きを開始し、21年度中に工事着手、24年3月までの完成を目指す。

 開発区域は約16万2700平方メートルで、豊かな自然を残す生田緑地内に位置する。最寄りの向ケ丘遊園駅は新宿から小田急線で約20分の至近距離にあり、そうした立地条件を生かし「人と自然が回復しあう丘」をコンセプトに据えた。各エリアは散策を楽しめるよう立ち入りを自由にする。

 跡地の隣接地には、川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムと生田緑地ばら苑があるほか、近隣には岡本太郎美術館、日本民家園、かわさき宙(そら)と緑の科学館なども所在。こうした施設を回遊する拠点としての役割も担いたいとしている。

 商業エリアは生田緑地周辺に少ない飲食店を中心に雑貨店など独立型の小規模店舗を約20店ほど設ける。温浴施設エリアは都心まで眺望できる露天風呂のほか、貸し切りの個室風呂を設置。今後、宿泊施設も検討する。また、自然体験エリアでは豪華なキャンプが楽しめるグランピング施設やガーデニング関連のショップなどを設ける。

 同園は入場者の減少などで16年前に閉園。04年に同社と川崎市は「跡地の貴重な緑を保全する」とした基本合意を結んだ。同社は07年と10年に集合住宅などを建設する計画を打ち出していたが、人件費や工事費増など社会情勢の変化で計画の見直しや白紙化を余儀なくされた経緯がある。

 同社の担当者は「緑を守りながら、地域に貢献できるよう計画した。近隣住民にも喜んでもらえればうれしい」と話している。

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