
相鉄グループは20日、相鉄線三ツ境駅直結の商業施設「相鉄ライフ三ツ境」(横浜市瀬谷区)がリニューアルオープンするのに先立ち、内覧会を開いた。1986年の開業以来初となる全館改装で、沿線価値の向上を狙う。
4階建てで、計60店舗が入居。改装前は1階だけだった食料品売り場を2階にも拡大するなど特に食料品を強化し、今年4月に開業した二つ隣の二俣川駅にある「ジョイナステラス二俣川」(同市旭区)との差別化を図る。
リニューアル前の主な利用客だったシニア層だけでなく、40代以上の女性や20~30代の若い世代の取り込みを狙い、2階にはともにカフェカンパニー(東京都)が手掛ける東京や横浜で約30店舗を展開する「WIRED CAFE」と、デザートが充実した「フタバフルーツパーラー」がコラボレーションした飲食店を出店。3階には「TSUTAYA(ツタヤ)」の本が楽しめるスターバックスコーヒーがあるなど、気軽に立ち寄れるカフェを配置した。同施設の全館リニューアルオープンは22日。10月13日には1階に「そうてつローゼン三ツ境店」が先行オープンしている。