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空室率が2カ月連続改善 2018年10月の横浜ビジネス地区

経済 | 神奈川新聞 | 2018年11月10日(土) 09:44

 オフィス仲介大手の三鬼商事横浜支店が発表した10月の横浜ビジネス地区(関内、横浜駅、新横浜、みなとみらい21〈MM21〉地区)のオフィス平均空室率は、前月から0・11ポイント低下の3・04%で、2カ月連続改善した。成約の動きが中小規模で、解約や募集開始の影響も少なく、大きな増減はなかった。

 同支店は「新規オフィスビルの完成予定もなく、しばらくは小規模な動きが続くだろう」と予測している。

 地区別では、関内地区は大きな動きがなく、0・02ポイント低下の2・96%でほぼ横ばい。横浜駅地区は0・15ポイント低下の2・59%。地区内での借り換え移転や他地区からの移転などの成約があった。中小規模の成約があった新横浜地区は0・18ポイント低下の2・17%。MM21地区は一部で館内増床の動きがあり0・09ポイント低下の4・10%となった。

 横浜ビジネス地区の3・3平方メートル(1坪)当たりの平均賃料は、前月から46円アップの1万1286円で13カ月連続の上昇となった。

 
 

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