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神奈川工業技術開発大賞に、アイティエス21企画とヘルツ

経済 | 神奈川新聞 | 2018年10月31日(水) 12:40

 県は30日、県内の中小・中堅企業が開発した、優れた工業技術・製品を表彰する「第35回神奈川工業技術開発大賞」(県、神奈川新聞社共催)を発表した。応募のあった32件の中から、大賞2件、ビジネス賞2件、奨励賞3件を選出した。表彰式は11月12日に県庁本庁舎3階大会議場で開かれる。

 大賞には「自動運転行動評価実験車の開発」(アイティエス21企画=横須賀市、本多直記代表取締役)と「超低周波数防振システム『G-Zero』」(ヘルツ=横浜市神奈川区、安田悦郎社長)が選ばれた。

 同大賞は、技術開発の奨励・向上を目的に1984年に創設。対象は県内に事業所がある中堅・中小企業がおおむね3年以内に開発し、商品化されたり効果が実証されたりした技術・製品で、産業発展や国民生活の向上に役立つことが条件となっている。

 黒岩祐治知事は会見で「優れた技術が生かされた、社会への貢献度が高いものばかり」とたたえた。



 特に優れていると評価された大賞には、ナビゲーションなど自動車のIT開発を手掛けるアイティエス21企画(横須賀市)と、防振台や除振台などの開発・販売を行うヘルツ(横浜市神奈川区)の技術・製品が選ばれた。

 アイティエス21企画は、車内に設置されている車両ネットワーク情報を解析し、ハンドルやアクセルなどの運転データを取得する自動運転行動評価用の実験車を開発した。従来のように車両を改造する必要がなく、開発コストを下げることができた。公道での実験走行も容易になり、自動運転の研究開発速度が大きく加速すると期待される。

 ヘルツは、最先端の技術開発に不可欠な防振特性を大幅に向上させた超低周波数防振システムを開発した。振り子方式と倒立振り子方式を組み合わせるという、新しい仕組みを採用。水平・垂直の固有振動数が0・25ヘルツという世界最高水準の防振性能を有するシステムで、自動運転システムや宇宙物理などの研究開発への貢献が期待される。

【ビジネス賞】
 ▽オフセット印刷用紫外線硬化インキ圧送ポンプ(ケイ・ジー・ケイ=相模原市中央区、西村果佳枝代表取締役)▽簡単で安全なロボットの実現に求められるダイレクトドライブモータ(マイクロテック・ラボラトリー=相模原市南区、二関智司社長)
【奨励賞】
 ▽2重検知アブソリュートDC&BLDCサーボ制御装置(五十嵐電機製作所=川崎市幸区、五十嵐惠一社長)▽小型省電力MIMOレーダプラットフォーム「miRadar8」とその応用展開(サクラテック=横浜市港北区、酒井文則代表取締役)▽超音波測定技術を応用したハイレゾ対応オーディオ/通信機器用音響測定装置の開発(サザン音響=鎌倉市、稲永潔文代表取締役)

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