タクシー事業者の業務適正化やタクシー利用者の利便性確保を目指す神奈川タクシーセンター(横浜市中区)は10月1日から、「桜木町駅優良タクシー乗り場」の運用を開始する。優良タクシー乗り場の開設は県内初で東京都以外では全国初だという。
同乗り場に入構できるタクシーは、「優良表示板」を掲出している法人タクシーの車両と、「マスター(みつ星)」の表示がある個人タクシー車両。乗り場には、優良タクシー乗り場と一般タクシー専用乗り場が識別できる標識を設置する。
桜木町駅タクシー乗り場は1日600~700台のタクシーが入構するなど、近隣住民のみならず、国内外から訪れた多くの乗客に利用されている。こうした状況を踏まえ、優良タクシー乗り場の標識には、英語、中国語、韓国語の3カ国語での案内ができるQRコードも表示するという。