来年春に卒業予定の大学生らの就職活動が6月1日、政府が定める筆記試験や面接の選考活動の解禁日となり、ヤマ場を迎える。新型コロナウイルス感染拡大によりウェブ形式の面接が増え、一度も会わずに内定を出す動きも。学生、企業双方にとって感染リスクや移動コストを抑えられる利点がある一方で、互いの雰囲気をつかみづらいとの訴えが上がっている。
画面越し
「人と関わる仕事を希望しています」「人当たりが良いので、向いていると思いますよ」。神奈川県内で特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人「小田原福祉会」の面接。