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南部市場ににぎわいを 食のアウトレットなど新施設を整備 2019年開業へ

経済 | 神奈川新聞 | 2018年9月14日(金) 10:51

来年9月に開業予定の「BRANCH横浜南部市場」のイメージ
来年9月に開業予定の「BRANCH横浜南部市場」のイメージ

 横浜南部市場(横浜市金沢区)で13日、2019年9月開業予定の複合商業施設の起工式が行われた。15年3月末に中央卸売市場としては廃止された南部市場では「物流エリア」と「にぎわいエリア」に分けた整備が進む。にぎわいエリアに着工される施設には、地場の食材を扱う専門店など多彩なテナントが入居予定で、金沢エリアに人を呼び込むきっかけとなることが期待されている。

 にぎわいエリア(約4万8千平方メートル)に誕生する施設は「(仮称)BRANCH横浜南部市場」。大和リース(大阪市)が横浜市と20年間の定期借地契約を結び、整備・運営する。

 敷地面積は約3万5千平方メートルで、地上2階の建物。「食のライブマーケット~地域と人が食でつながる交流拠点~」をコンセプトとして、魚や野菜の専門店群や、地元の商品を手頃な価格で扱う「食のアウトレット」、体験型施設、交流スペース、オープンカフェなど約30のテナントが入る計画となっている。

 774台分の駐車場も整備。年間来場者数は350万人、年間売上高は86億円を見込む。

 開業に向け、市は施設に接する国道357号の車線拡幅工事などに着手。同社と連携し、金沢シーサイドライン南部市場駅前歩道橋の延伸工事も行う。工事期間中、物流エリア(約12万2千平方メートル)は通常通り営業するという。

 起工式には同社や市、市会、市場関係者ら約70人が出席。同社の森内潤一取締役常務執行役員流通建築リース事業部長は「地元の食文化を発信し、地域に愛される施設となるよう頑張りたい」とあいさつし、市の林琢己経済局長は「地域の経済活性化に貢献できるよう全面的に支援したい」と述べた。

 流通を取り巻く環境の変化を背景に市場取扱高が減少する中、市は10年7月、中央卸売市場を本場(神奈川区)に統合、1973年に開設された南部市場は本場を補完する加工・配送、流通の場として活用するとの方針をまとめた。

 にぎわいエリアにおける事業者公募では、4グループの中から同社が選ばれていた。

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