4千以上の飲食店が加盟する横浜市食品衛生協会が、新型コロナウイルスの影響で客足が遠のく会員店舗を支えるため、インターネット上で資金援助を呼び掛けている。
少額を広く募るクラウドファンディング(CF)の企画「横浜愛 横浜の飲食店を救おう」を始めた。1口500円や千円といった枠を設け、返礼品として一部の会員店舗で使えるお得な食事券を用意。集まった資金は主に会員店舗の支援金として分配する。
同協会によると、コロナ禍で売り上げが急減するなどし、閉店に追い込まれた店も出てきたという。企画を立ち上げた田島洋一さん(41)は「飲食店の灯を消さないために、ハマっ子の皆さまや横浜になじみのある方にぜひご協力をお願いしたい」と話している。
CFは6月30日まで。