
富士通ゼネラル(川崎市高津区)が2014年以降に発売したルームエアコン400機種が、米IT大手グーグルの人工知能(AI)を備え質問や指示に応じるスマートスピーカー「グーグルホーム」で操作できるようになった。
グーグルホームは音声のAI「グーグルアシスタント」を搭載し、リビングやキッチンなどに置き、インターネットに常時接続して使うもの。音声でエアコンのオン・オフ、冷暖房や除湿などの運転モード、設定温度の変更に加え、リビングや寝室など複数のエアコン操作が可能となる。
これまで富士通ゼネラルは使用頻度の高いエアコン設定をリモコンの液晶画面の最上位に表示する学習機能を付けるなどユーザーインターフェースを向上させる機能の開発に努めてきた。同社は「スマートスピーカーへの対応は、新しいユーザーインターフェースとしてお客さまの利便性向上に寄与するものと期待している」とした。
グーグルホームへの対応は、スマートフォン操作対応の富士通ゼネラル製エアコンに、別売りの専用無線LANアダプターと無線LAN環境が必要。