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駅券売機で預金引き出し 横浜銀、東急など

経済 | 神奈川新聞 | 2018年7月14日(土) 09:26

券売機右下のQRコード読み取り機を使って預金を引き出せるサービスについて発表する前迫横浜銀常務執行役員(右から2人目)、高橋東急社長(同3人目)ら=東京都渋谷区
券売機右下のQRコード読み取り機を使って預金を引き出せるサービスについて発表する前迫横浜銀常務執行役員(右から2人目)、高橋東急社長(同3人目)ら=東京都渋谷区

券売機右下のQRコード読み取り機を使って預金を引き出せるサービスについて発表する前迫横浜銀常務執行役員(右から2人目)、高橋東急社長(同3人目)ら=東京都渋谷区
券売機右下のQRコード読み取り機を使って預金を引き出せるサービスについて発表する前迫横浜銀常務執行役員(右から2人目)、高橋東急社長(同3人目)ら=東京都渋谷区

 横浜銀行(横浜市西区)とゆうちょ銀行(東京都千代田区)、東京急行電鉄(同渋谷区)は13日、東急線の駅の券売機から預金の引き出しができるキャッシュアウトサービスの実現に向けて、本年度中に一部券売機で実証実験を開始すると発表した。券売機からの預金引き出しは国内初の取り組みで、2019年春から全駅でのサービス提供を目指す。

 同サービスは、横浜銀が展開するスマートフォンを使った即時決済サービス「はまPay(ペイ)」や、ゆうちょ銀の「ゆうちょPay(ペイ)」を利用。それぞれのアプリで引き出したい金額と暗証番号を入力し、表示されるQRコードを券売機に設置された読み取り機にかざすことで出金できる。キャッシュカードの利用は不要という。出金の上限金額や手数料などについては、今後詰める。

 鉄道会社では、ICカードの普及などで券売機の利用がかつてに比べ減少しているのが実情だ。そうした中、東急の社内起業家育成制度の一環で、駅の利便性向上のために同サービスの提供の検討を決めたという。今後、他の鉄道会社への普及も目指したいという。

 実証実験は、年度内をめどに一部駅で行う予定で、来春からの本格導入を目指す。東急の高橋和夫社長は「チケットレス化の中で低利用となっている券売機に着目し、キャッシュレス化に逆張りするような逆転の発想(の取り組み)でユニークだ。駅の機能を向上させ、付加価値の提供に育つと大いに期待している」とした。

 また、横浜銀の前迫静美常務執行役員は「はまペイを普及させる中で分かったことは、やはり日本はまだ現金決済が多いということ。キャッシュレス決済の環境を整える一方、手軽に現金を引き出す環境を用意することでより多くの需要に応えられる」と話した。

 はまペイは、横浜銀の金融とIT(情報技術)を結び付けるフィンテックの取り組みの一環として、決済代行サービス大手・GMOペイメントゲートウェイ(同渋谷区)と共同で開発。17年7月から取り扱いを開始した。その後、ゆうちょ銀行が同システムを導入しゆうちょペイとして展開している。

 両サービスの加盟店で買い物をした際、顧客が専用のスマホアプリを操作することで、事前に登録した横浜銀やゆうちょ銀の口座から即時に決済資金が引き落とされ、その後、加盟店の口座に入金される仕組みだ。

 現金自動預払機(ATM)以外からの出金は、17年4月の改正銀行法施行で可能となった。これを受け、横浜銀ははまペイを利用したATM以外からのキャッシュアウトサービスについて検討を進めており、今後、本年度中に病院の自動精算機でのサービス提供に向けて、県内の医療機関約50カ所で試験導入を始める予定となっている。

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