富士ソフト(横浜市中区)は、働き方の柔軟性を拡大しメリハリのある働き方を実現するため、7月から「ウルトラフレックス制度」を導入した。コアタイム(出勤義務のある時間帯)のない「スーパーフレックス制度」など従来制度に加え、業務中のリフレッシュを10分単位で認める「リフレッシュタイム制度」を新たに導入し、生産性向上と働き方の意識改革を目指す。
同社は1990年にスーパーフレックス制度を導入。2013年には全社員を対象に在宅勤務制度を取り入れ、18年4月から30分単位で取得できる「フレキシブル有休制度」を導入するなど、社員一人一人のライフスタイルを尊重しつつ、場所や時間に縛られることなく仕事ができる制度や環境づくりに取り組んできた。
今回のリフレッシュタイム導入は、業務に集中して緊張した体や精神をリラックスさせることや、喫煙や私用電話・メールなどの節度を持った利用を促すことでメリハリある働き方への効果が期待できるという。
同社は「社員のゆとりとやりがいの拡充とともに、さらなる生産性の向上を目指す」としている。