インターネット広告やソーシャルゲームを手掛けるカヤック(鎌倉市)の子会社ウェルプレイド(東京都)は、イオンエンターテイメント(同)と業務提携を締結した。ウェルプレイドが主催する「eスポーツ」の大会をイオンシネマで上映するなど協業し、eスポーツ市場の成長を目指すという。
コンピューターゲームの腕を競うeスポーツは、アジア・オリンピック評議会(OCA)が2022年に中国で開催するアジア競技大会で正式競技として採用され、世界中で注目されつつある市場。
ウェルプレイドはeスポーツ専門の企業としてイベントや大会の企画や運営、配信、プロデュースを実施。イオンエンターテイメントは国内最多の90劇場766スクリーンを展開するなど豊富なエンターテインメントのノウハウを蓄積しており、両社の強みを生かして事業を展開していくという。
提携の第1弾事業としてウェルプレイドが主催するeスポーツ大会を9月から11月まで、イオンシネマ3劇場(東京、大阪、名古屋)で上映する。映画館で映画を見るような感覚で、飲み物やポップコーンなどの食べ物とともにeスポーツ観戦が楽しめるという。