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人気の地元商品PR 横浜市内百貨店 中元商戦、後半戦に

経済 | 神奈川新聞 | 2018年6月26日(火) 11:32

試食を振る舞う横浜高島屋の青木店長(中央)ら =横浜市西区
試食を振る舞う横浜高島屋の青木店長(中央)ら =横浜市西区

 横浜市内百貨店の中元商戦も、いよいよ後半戦に入った。各店とも、ここまでの売れ行きは前年並みかそれ以上を維持しており好調だ。試食イベントを開いたり、人気の地元商品のPRなどを通じて集客につなげる。

 横浜高島屋(西区)では25日、青木和宏店長と新入社員が浴衣姿で登場し、発酵バターと甘こうじを使ったクリームをサンドしたバターサンド100個を試食として振る舞った。同店長は「去年は空梅雨。今年は雨が多く出遅れ傾向だが、その要素を除けば(売れ行きは)堅調」と話した。

 今年は横浜、県産商品を約100種類集めた。「紅谷アイスギフトセット」(5400円)や、「神奈川果実ゼリー」(2495円)など「今まで以上にラインアップを増やした」(青木店長)という。

 横浜高島屋では29日から夏のセールがスタートする。中元商戦のピークが予想される30日、7月1日に向けて、店長は「上期最大の商戦のヤマ場になる」と意気込んだ。

 横浜市内の主要百貨店で最も早くギフトセンターを開設したそごう横浜店(同)。24日までのセンターの売り上げは「(前年比1%増の)目標を2%以上超える推移」と好調だ。

 定番のビールの3千円台が売れ筋だが、特集した県内の10ブルワリーのクラフトビールも人気を集めているという。店内に初めて設置したビールバーでは1杯400円から試飲できる。

 京急百貨店(港南区)は、店頭、インターネットともに売上高はほぼ前年並みで推移。少量パックギフトの売り上げ点数が前年の約2倍という。年配者や単身世帯への贈り物として「うなぎ蒲焼詰合せ」、「スープ・味噌汁ギフト」などが選ばれている。

 
 

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