東急バス(東京都)は6日、県内の1路線で車いすのまま乗り込めるエレベーター付き車両の運行を始めた。車いす利用者の移動に伴うストレスを軽減し、バリアフリー化を進める。
東急線溝の口駅(川崎市高津区)と新横浜駅(横浜市港北区)を結ぶ路線に1台を導入した。車いすのサイズは長さ120センチ、高さ109センチ、幅70センチ以内まで対応できる。車いす利用者はスロープでエレベーターに乗り込み、車内の専用座席スペースに移動する。
同社がエレベーター付きのバスを導入するのは初めて。運行時刻は日によって異なる。担当者は「公共交通機関としてバリアフリーな社会づくりに貢献したい」と話している。