
1カ月で50万個以上販売したスイーツ「TOKYO チューリップローズ」が1日、そごう横浜店(横浜市西区)地下2階の特設売り場に初登場した。
日仏で腕を磨いたパティシエの金井理仁さんが出身地の特産物チューリップと、バラを組み合わせた商品を作りたいと考案。ラングドシャクッキーで作ったチューリップの花弁の中に、バラの形をしたホイップショコラを合わせ、見た目のかわいさと、とろける口溶けの良さが特長だ。
2019年1月に、名古屋市内の百貨店で開かれたチョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」でお披露目し、5位になる人気に。同年3月に都内で2店舗を開店したところ、待ち望んだファンが殺到し、30日間で50万個以上を売り上げた。ベリー、パッションマンゴー、キャラメルナッツと三つの味があり、4個入り756円から。
20日間限定の販売だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止で、そごう横浜店が短縮営業などの対応をしているため、5月10日まで販売期間を延長する。
同店の担当者は「落ち込んだ気持ちが明るくなれば。5月10日の母の日用ギフトにも活用して」と話している。