川崎駅周辺の16商店街と17大型店でつくる「川崎駅広域商店街連合会」の通常総会が12日、川崎市川崎区の川崎日航ホテルで開かれ、新会長に会長代行だった馬場義弘氏(川崎銀座商業)が就任した。2015年7月から会長を務めてきた猪熊俊夫氏(チネチッタ通り商店街)は相談役に就く。馬場氏の後任の会長代行には、副会長だった武藤聰宏氏(川崎砂子会)が就任した。
総会後の懇親会で、馬場会長は、「川崎駅周辺の商業環境は厳しくなっているが、力を合わせ、知恵を出し合いながら、商業や街の発展に尽くしていきたい」とあいさつした。地域経済の発展を祈念する猪熊相談役のメッセージも披露された。
総会では、客引き防止対策や防災イベントの開催などを盛り込んだ2018年度の活動計画などが承認された。同駅周辺の商店街は長年、川崎中央商店街連合会と川崎駅前商店街連合会に分裂していたが15年7月に合併し、猪熊氏が会長を務めてきた。