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経済最前線 スタートアップ編
道交法違反を「見える化」 事故ゼロ実現へ独自サービス

経済 | 神奈川新聞 | 2020年3月24日(火) 05:00

 新たな事業領域に飛び込み、爆発的な成長を目指す新興企業「スタートアップ」の挑戦を追い掛ける。

 その朝も不快感とともに目を覚ました。笠原一(48)は気だるげに体を起こし、つぶやいた。「まただ」。幾度となく見た夢が、脳裏から離れなかった。


道交法違反の「見える化」で交通事故の削減に取り組むジェネクストの笠原一=横浜市港北区
道交法違反の「見える化」で交通事故の削減に取り組むジェネクストの笠原一=横浜市港北区

 交通事故被害者の遺族が何かを訴えていた。その横で、加害者がぼうぜんと立ち尽くしている。言葉は聞き取れない。それでも、やり場のない無念さがひしひしと伝わる。

 たまらない気持ちのまま現実に引き戻され、心に誓った。必ず事故をなくします、もう少しだけお待ちください、と。

 代表取締役を務めるジェネクスト(横浜市港北区)は、事故のない社会の実現を企業理念に掲げる。

 「事故原因の多くはドライバーの道交法違反にある。その根を絶ちたい」と笠原は話す。

 独自のシステム開発に乗りだしたのは2016年。資金繰りは綱渡りだったが、複数の個人投資家に救われて昨夏、なんとか完成にこぎ着けた。

■ □ ■

 制限速度や一時停止、一方通行、右左折禁止。主要な交通標識を「ほぼ網羅した」という地図データに、対象車両の走行経路を衛星利用測位システム(GPS)機能で落とし込む。すると、あらゆる違反が浮き彫りになる。

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