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“まとう文化”日伊で発信 横浜出身デザイナーの挑戦

経済 | 神奈川新聞 | 2020年3月16日(月) 05:00

「使われなくなった」に着目

 東日本大震災を契機に立ち上がった服飾ブランド「Rrenacnatta(レナクナッタ)」が、世代を超えて愛されている。メーンで扱う巻きスカートが、日本とイタリアで使わ“れなくなった”絹地を用いることから命名した。「ファッションではなく、まとう文化を発信したい」。アパレル未経験ながら、ディレクターでデザイナーの大河内愛加(あいか)さん(29)の哲学にほれ込んだファンが急増。「一生着られるウエディングドレス」がコンセプトの最新作は、イタリア・ミラノで6月開催予定の「ミラノサローネ国際家具見本市」でお披露目される。


久留米絣とイタリアンシルクを裏表にしたスカートを手にする大河内愛加さん。耳には金彩をほどこしたアクセサリーが揺れる=東京都渋谷区
久留米絣とイタリアンシルクを裏表にしたスカートを手にする大河内愛加さん。耳には金彩をほどこしたアクセサリーが揺れる=東京都渋谷区

世界最大見本市「ミラノサローネ」に花器出展し手応え 横浜の中小有志

 横浜市青葉区出身の大河内さんは2006年、15歳の時に一家4人でミラノに移住。現地になじんだ日々を過ごしていた11年3月、東日本大震災で混乱する日本を動画投稿サイトで見たことで自身が日本人だと強く意識し、「力になりたい」と奮い立った。

 24歳の時、堪能なイタリア語を生かし、日本の魅力を発信するショールームにインターンとして勤務。契約満了1年後の16年が日伊国交150年と自身の在伊10年の節目だったこともあり、起業を決めた。

 「身に付けるものを作りたい」と頭を悩ませていた時、日本を象徴する着物に着目した。身長150センチと小柄の大河内さんは、気に入ったスカートがあっても、ウエストが緩く丈も長いという悩みがあり、仕立て直すことが頻繁。「着物や浴衣のように、たくし上げたりすることで、気軽に体形に合わせることができれば」と思いついたのが、幅と着丈を自在に調整できる巻きスカートだった。

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