金属加工機械大手のアマダホールディングスは11日、伊勢原市石田の本社に完成した記念館を報道陣に公開した。
記念館は2390平方メートルの和風建築の平屋と、1870平方メートルの日本式庭園からなり、2016年の創業70周年を記念し、新築され、今年4月に完成した。
創業者の故天田勇氏が1946年、1人で機械修理工場を始めた際に使っていた旋盤や、日本で初めて商品化されたレーザー光による板金加工マシンなど機械9台を展示。機械の隣にはそれぞれデジタルサイネージ(画面)が置かれ、開発の歴史や機能などが日本語と英語で紹介されている。
2018年度中は顧客や関係者に限って公開し、一般公開は事前予約制で来年4月から始まる。ものづくりの歴史が学べる新たな観光名所になりそうだ。