外食大手コロワイド(横浜市西区)が9日発表した2018年3月期連結決算は、純損益が11億7千万円の黒字(前期は13億9800万円の赤字)となった。焼き肉やステーキ業態が堅調だった。
売上高は前期比4・9%増の2459億1100万円、営業利益は3・2%増の42億4200万円。労働生産性の向上で従業員の勤務時間短縮を進めたほか、店舗運営では「お値打ち感のあるメニュー」の提供、店内作業を効率化。直営レストランと居酒屋業態は計55店舗を新規出店した一方、不採算などの計52店舗を閉店した。
19年3月期の連結業績予想は、売上高が5・1%増の2584億6100万円、純利益は95・6%増の22億8900万円と見込む。