神奈川トヨタ自動車がまとめた2018年4月の県内新車販売台数(軽自動車含む)は前年同月比1・1%減の1万8427台で、4カ月連続で前年を下回った。好調が続く軽自動車に対し、乗用車は4カ月連続で前年割れ。2016年後半から17年前半にかけて見られた新型車効果の反動が続いている。担当者は「昨年ほどの勢いはないが、足元の販売状況は悪くない」としている。
乗用車は3・8%減の1万3562台で4カ月連続のマイナス。3ボックス車が10・8%減の1094台で4カ月連続のマイナス。2ボックス車は1・9%増の4032台で4カ月ぶりに前年を上回った。安全装備を充実させたトヨタのアクアが市場をけん引、マツダのデミオも健闘した。
RVは9・1%減の4974台で4カ月連続のマイナス。キャブワゴンは3カ月連続のプラス。日産のセレナ、トヨタのヴォクシーが好調で12・8%増の2067台だった。スポーツユーティリティーは12・6%減の1611台で2カ月ぶりに前年を下回った。
軽自動車は、7・0%増の4865台と13カ月連続のプラス。メーカーブランド別では、トヨタ、三菱、マツダ、ホンダ、ダイハツが前年を上回った。また、市場全体に占める軽比率は前年より2・0ポイント増加し26・4%となった。