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発電所でイチゴ狩りを 横浜火力内にテーマパーク開業

経済 | 神奈川新聞 | 2018年4月27日(金) 10:41

レストランなどが入る東京ストロベリーパークの施設=横浜市鶴見区
レストランなどが入る東京ストロベリーパークの施設=横浜市鶴見区

 燃料・火力発電の東京電力フュエル&パワーは29日、横浜火力発電所(横浜市鶴見区)の敷地内にイチゴのテーマパーク「東京ストロベリーパーク」をオープンする。東日本大震災以降、閉鎖になっていた野球グラウンドの敷地とPR施設を活用。「食」を通じて消費者と直接交流できる場を創出しようと昨年9月から建設を進めていた。

 首都圏で初めて、一年中イチゴ狩りを楽しめる施設「ストロベリーファーム」を核に、その場で作ったスイーツを提供する「イチゴラボ」、料理教室を開催するキッチンスタジオ、レストラン、ショップが集まった複合施設。女性や家族連れを主なターゲットに、初年度は6万人の来場を目指す。

 「ストロベリーファーム」の生産面積は約3千平方メートル。土の代わりに液肥を満たした栽培棚を使う高設水耕栽培と呼ばれる方式を採用した。太陽光発電や、農業排水を再利用するシステムも使用し、環境負荷低減も図る。発電事業で培った環境制御技術を活用して温湿度などをコントロールすることで「とちおとめ」や「あきひめ」など4種類のイチゴを通年で楽しめる。初年度の生産目標は年産約10トンだが「イチゴは老若男女に人気のある果物。5年後をめどに20トンまで引き上げていきたい」と担当者は話している。

 ストロベリーファーム、キッチンスタジオ、レストランは予約制で、すでに予約を受け付けている。「イチゴラボ」やショップは予約なしでも利用できる。問い合わせは、東京ストロベリーパーク電話045(394)5555。

 
 

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