ゲームソフト開発のコーエーテクモホールディングス(横浜市港北区)が26日発表した2018年3月期連結決算は、売上高が前期比5・1%増の389億2600万円、営業利益が33・4%増の117億1100万円、純利益は12・0%増の130億1700万円で、いずれも過去最高を更新する増収増益となった。
国内家庭用ゲーム市場規模が2年連続でハード、ソフトとも前年を上回ったという中、シリーズ新作の「信長の野望・大志」や「真・三國無双8」などが好調だった。
3カ年の中期経営計画も公表。全世界で販売本数500万本級のパッケージゲーム、ユーザー売り上げが月商10億円超のスマートフォンゲームを発売し、21年3月期は売上高が510億円、営業利益は170億円を目指す。
19年3月期の連結業績予想は、売上高が5・3%増の410億円、純利益は4・0%減の125億円と見込む。