武蔵小杉駅(川崎市中原区)近くの東急線の高架下に4月1日、スポーツに特化した商業施設がオープンする。サッカーJ1川崎フロンターレのオフィシャルグッズショップとオフィシャルカフェ、ゴルフスクールが入居。スポーツの力で地域の盛り上げを目指す。
新施設は、東急とフロンターレ、東急スポーツシステムが手掛ける。もともとあった紳士服店の撤退に伴い計画。東急によると、周辺地域はファミリー層や若年層の人気が高く、フロンターレのホーム、等々力陸上競技場へのアクセスに優れていることから、試合開催時を中心に多くのファンも集うエリアという。
約700平方メートルの施設のコンセプトは「スポーツの力で地域をいきいきと」。フロンターレのオフィシャルグッズショップに併設する形で、銭湯をモチーフにしたオフィシャルカフェ「FRO CAFE(フロカフェ)」も設ける。
ゴルフスクールには東急線沿線では初となる最新シミュレーションゴルフ「QED」を導入。世界最高水準のグラフィックと正確な弾道解析で、ゴルフを楽しめるという。
東急は「今後も駅構内や高架下で沿線活性化につながる商業施設の開発を進めていく」としている。