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「生涯賃貸」を提案 情報発信拠点を整備 県住宅供給公社

経済 | 神奈川新聞 | 2018年3月21日(水) 02:00

テープカットを行う県住宅供給公社の猪股篤雄理事長(中央)ら
テープカットを行う県住宅供給公社の猪股篤雄理事長(中央)ら

 県住宅供給公社(横浜市中区)は20日、社屋の1階を改修した情報発信・交流拠点「Kosha33」のオープニングセレモニーと内覧会を行った。自治体関係者や金融機関、報道関係者ら約50人が出席した。

 1階には各種セミナーや入居者による発表会などを行うスタジオ、ワークショップや実験的なイベントを開催する「ライフデザインラボ」、食に関わる健康メニューの開発や試作もでき、地域の憩いの場ともなるカフェがあり、2階には大規模なイベントを開催できるホールが備えられている。さまざまな催しを通じ、家族構成の変化に合わせて賃貸住宅を移り住んでいく「生涯賃貸」という考え方を提案していくという。

 セレモニーで同公社の猪股篤雄理事長は「賃貸住宅で暮らすことで、家の購入以外に資金を使う余裕が生まれ、“モノ”より“コト”を大切にする、生活のリノベーションが可能になる。さまざまな関係者と協力し、情報発信していきたい」とあいさつ。黒岩祐治知事も「日本大通りにできた素晴らしい拠点。今後も住まい、食、文化を通じて健康寿命を延ばす取り組みを推進してほしい」と期待を寄せた。

 正式なオープンは4月2日だが、3月21日にはオープニングイベントとして家族で楽しめる工作教室などが行われる。 

 
 

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