1. ホーム
  2. ニュース
  3. 経済
  4. 中小2社を表彰 神奈川工業技術開発大賞

中小2社を表彰 神奈川工業技術開発大賞

経済 | 神奈川新聞 | 2016年10月13日(木) 02:00

 県は12日、県内の中堅・中小企業が開発した優れた工業技術・製品を表彰する「第33回神奈川工業技術開発大賞」(県と神奈川新聞社の共催)を発表した。今回は33件の応募があり、大賞2件、ビジネス賞2件、奨励賞3件を選出した。表彰式は18日に県庁本庁舎3階大会議場で開かれる。

 大賞には「さまざまな環境下での開発ツールを備えた安価・小型のサーマルカメラ」(インフィニテグラ=横浜市港北区、清水喜弘代表取締役)と、「ケーブルテレビの映像・音声信号をオールインワンで監視する小型装置」(ミハル通信=鎌倉市、二ノ宮隆夫代表取締役社長)が選ばれた。

 同大賞は技術開発の奨励・向上を目的に、1984年度に創設。対象は県内に事業所がある中堅・中小企業がおおむね3年以内に開発し、商品化されたり効果が実証されたりした技術・製品で、産業の発展や国民生活の向上に役立つことが条件となっている。

 黒岩祐治知事は「きらりと光る素晴らしい技術ばかりだ」と称賛した。

小型で高性能に


 12日に発表された「第33回神奈川工業技術開発大賞」(県と神奈川新聞社の共催)。特に優れていると評価された大賞には、高性能・高機能USBカメラと通信技術に関する研究・開発・販売を手掛ける「インフィニテグラ」(横浜市港北区)と、テレビジョン施設やケーブルテレビ事業者向けの関連機器の開発・製造・販売を行う「ミハル通信」(鎌倉市)の技術・製品が選ばれた。

 インフィニテグラは、安価・小型の赤外線センサーを活用してさまざまな情報端末に接続して使えるサーマルカメラを開発。従来品と異なり、あらゆるものがネットワークにつながる「モノのインターネット(IoT)」分野をはじめ、外部機器との接続が容易なのが特長だ。監視カメラなどセキュリティー対策のほか、醸造工程の温度管理など、遠隔地から工場の操業状況をチェックする分野などへの応用が期待される。

 ミハル通信は、ケーブルテレビ局で放送中の全チャンネルの映像や音声の信号状態を監視し、映像の不具合を検出する小型で高性能なシステムを開発。200チャンネルを超える信号を1台で監視できることに加え、不具合の原因を特定する機能に優れている。従来品に比べて格段に小型化、低廉化を進め、放送停止を起こさないための設備の信頼性が求められる中で、監視装置の主流となることが期待される。

 そのほかの受賞技術・製品は別掲の通り。

工業技術開発大賞


【ビジネス賞】
▽建機用汎用無線遠隔操縦ロボット(コーワテック=東京都港区、小栗裕治代表取締役社長)▽劣化した映画フィルムに対応できるデジタル化装置(山勝電子工業=川崎市高津区、金究武正代表取締役社長)
【奨励賞】
▽プレス屋が作った紙書類の抜き差し自由なユニークなファイル(キョーワハーツ=横浜市港北区、坂本悟代表取締役)▽光伝送・給電方式の広帯域電磁波計測装置(多摩川電子=綾瀬市、小林正憲代表取締役社長)▽様々な通信方式に対応可能なM2M/IoTシステム(メビウス=横浜市西区、坂本淳代表取締役)

中小企業活性化に関するその他のニュース

経済に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング