
日産自動車座間事業所(座間市広野台)は市と連携し、同社の往年の名車と市のマスコットキャラクター「ざまりん」を用いたロゴデザインを作った。歴代の名車約400台を所蔵する同事業所内の車庫「日産ヘリテージコレクション」をPRしようと、施設関連のチラシに活用している。
作成したロゴマークは2種類で、茶色のダットサン14型ロードスター、赤色を基調としたフェアレディSPLにざまりんが乗車したデザイン。
日産ヘリテージコレクションは広さ約5600平方メートルで、1930年代から現在に至るまでの同社車両が並ぶ。64年の東京五輪で聖火を運んだセドリックスペシャル、「幻のGT-R」とされ4カ月程度で生産が終わり生産台数200台未満のスカイライン2000GT-Rなどを年代別に紹介している。
ウェブサイトで見学の予約が可能で、2016年度は国内外から約1万2千人が来場した。
同事業所座間統括課は「自動車離れが進んでいる中、(来訪を通し)車の楽しさを知る機会にしてほしい」と来場を呼び掛けている。