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集中投資、優位狙う 環境規制商機にEV推進 日産の中国戦略

経済 | 神奈川新聞 | 2018年2月22日(木) 02:00

日産は昨年10月に全面改良した日産のEV「リーフ」に代表されるEVの技術で中国市場の拡大を目指す
日産は昨年10月に全面改良した日産のEV「リーフ」に代表されるEVの技術で中国市場の拡大を目指す

 中国の新車販売が2017年、9年連続で世界最大となる中、日産自動車(横浜市西区)が2月、22年までに中国で約1兆円の投資を行う戦略を明らかにした。中国政府は19年から電気自動車(EV)など新エネルギー車(NEV)の一定割合以上の生産、輸入を自動車メーカーに義務付ける。日産は環境規制を見据え集中投資を通じ、中国のEV市場で台頭する現地メーカーはもとより、外資系ブランドで優位に立つ欧米メーカーに対し攻勢を強める考えだ。 

最重要市場
 17年に中国で販売された自動車は2887万台で、9年連続で世界一の自動車市場となった。米国の乗用車市場が頭打ちになる中、13億人の人口を背景に世界の自動車販売台数の約30%を占める巨大マーケットの存在感が高まっている。

 日産は中国の自動車メーカー東風汽車との合弁会社を通じて中国事業を展開。合弁会社トップの関潤専務執行役員は中国市場について「毎年150万台ぐらい増えていくのではないか」と見通す。

 日産単体だけでなく、仏ルノー、三菱自動車との企業連合のグローバル戦略にとっても中国は最重要市場。日産連合の世界販売台数は17年、中国などで販売が拡大してトヨタ自動車を抜き、年間2位に初めて浮上した。

シェア争い
 しかし、中国市場で優位な立場を確保するには難関が立ちはだかる。中国政府の規制、そして現地、日系、欧米系を巻き込んだシェア争いの激化だ。

 中国政府は19年、メーカーに対してEVやプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)で構成されるNEVの製造・販売を10%義務付ける規制をスタートさせ、20年には12%に拡大する。

 環境規制に対応した電動化は、EV開発にいち早く着手した日産にとって商機でもある。同社は昨年10月に全面改良した「リーフ」に代表されるEVの技術を軸に中国戦略を展開。22年までに

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