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IoT、ロボットゾーン新設
テクニカルショウヨコハマ開幕 県内企業技術PR

経済 | 神奈川新聞 | 2018年2月9日(金) 02:00

顔の認証技術にも優れた富士ソフトの「palro(パルロ)」
顔の認証技術にも優れた富士ソフトの「palro(パルロ)」

 県内最大級の工業技術・製品の総合見本市「テクニカルショウヨコハマ2018」が7日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開幕した。ことしはIoT(モノのインターネット)やロボット関連の特設ゾーンを新設。9日まで各社が自慢の技術をPRしている。入場無料。

 テクニカルショウは、県と横浜市、神奈川産業振興センター、横浜市工業会連合会の主催。今年は県内約500社・団体を含む過去最多の800社・団体が出展。IoTゾーンでは、産官学協働で横浜市内産業の高度化を目指す「I・TOP横浜」が大きくブースを展開した。

 ソフトウエア開発のアクロクエストテクノロジー(横浜市港北区)は、ビッグデータを収集・分析するIoTアプリケーションプラットフォーム「Torrentio(トレンティオ)」を展示。工場のラインや工作機械、ビルのエアコンなどの稼働状況を把握し、適切に管理できるシステムが各事業所で好評を得ているという。

 国内最大級の広さを誇る、千葉県のドローン飛行場を紹介したのはシステム開発のアイネット(横浜市西区)。同社の担当者は「ドローンを使った撮影や実証実験のニーズが高まっており、この場で多くの企業に案内したい」と期待を込めていた。

 ロボットゾーンも多くの見学者でにぎわっている。工場の省力化装置などを手がけるダブル技研(座間市)はさまざまな形状のロボットハンドを展示。紙のシートを折り曲げ、のり付けするだけで制作できる「オリガミハンド」が注目を集めていた。

 「さがみロボット産業特区協議会」は、介護・医療や高齢者などへの生活支援、災害対応分野に取り組む36のプロジェクトを展示。自動車車体用検査装置の設計・製作などを手掛けるヨコキ(横浜市保土ケ谷区)は、移乗支援機能を備えた車いすの開発に取り組む。車いす利用者をベッドに移動させる際に、介護者が利用者を抱きかかえることで腰にかかる負担を軽減させることが目的。ベルトコンベヤーを使い、利用者が座ったままで滑らかに乗り移ることを可能にした。

 富士ソフト(横浜市中区)はコミュニケーションロボットのpalro(パルロ)を展示。開発当初は、同社が持つ人工知能(AI)技術を検証するためのプラットフォームだったが、高齢者向けに体操を支援する機能などを磨き、現在は約千体が全国の高齢者施設で活躍中だという。小柄で愛らしい姿だけでなく、会話のレスポンスの時間が短く、コミュニケーション力が高いことも評価されている。富士ソフトの担当者は「今は目新しさが先行しているが、今後は、利用者側が目的に合わせてコミュニケーションロボットを選ぶ時代になる。われわれの持つ技術をどのように市場になじませていくか考えていきたい」と展望を語った。県のさがみロボット産業特区担当者は「これまでの活動の集大成を展示している。この場で新しい取引が生まれることも期待したい」と話した。

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