相鉄ホールディングス(横浜市西区)は2018年2月、直営ホテルのアジア1号店を韓国・ソウルに出店する。ホテルブランドは未定。ソウルで複数店舗展開を目指すほか、ベトナムや台湾など、アジアを中心に海外進出を図る。
出店するのは観光名所の明洞エリア。南大門にも近く、レジャーやビジネスなど幅広く需要を取り込む。ホテルは地下5階、地上17階建てで、客室数は430室。現在はゴールデンチューリップMホテルとして運営されているホテル物件を賃借し、自社ブランドとして運営する。
これで相鉄グループは、出店予定のホテルも含め直営店は47店舗となる。相鉄HDは「成長戦略の重要な柱として、海外への出店も含め国内外で100店舗を視野に、19年度までに50店舗超のホテル運営を目指す」としている。