
横浜市西区の横浜・みなとみらい21(MM21)地区47街区にコーエーテクモゲームス(同市港北区)の本社オフィスを含む複合施設を開発する計画について、同社と三菱地所は4日までに、着工したと発表した。完成は2020年1月の予定。
複合施設は、コーエーテクモ本社(最大約1600人収容)と、2千人収容のライブハウス型ホール、ホテルと店舗で構成され、延べ床面積は約3万7千平方メートル。三菱地所が開発し、完成後にオフィスとホール部分をコーエーテクモゲームスに譲渡する計画だ。
地上15階、地下1階の建物は、地下1階から地上8階までがコーエーテクモゲームスのオフィスで、ホールは1、2階。このほか1階には店舗も入る。9階から15階までは、ホテルとなる予定。
ホールは、Zeppホールネットワーク(東京都)による「(仮称)KT Zepp Yokohama」として運営され、ホテルは東急ホテルズ(同)の「東急REIホテル」が出店する。コーエーテクモゲームスは現在、1階の入居店舗について検討を進めているという。
同社と三菱地所は、「この事業を通じてみなとみらいのさらなる活性化と魅力付けを進める」とコメントしている。