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かながわ女性の活躍応援団
県「女性の働きやすさを」

経済 | 神奈川新聞 | 2017年11月13日(月) 15:15

企業トップらが女性活躍に向けた取り組みを披露した意見交換会=横浜市中区
企業トップらが女性活躍に向けた取り組みを披露した意見交換会=横浜市中区

 女性が働きやすい環境整備に積極的な県内ゆかりの企業と県でつくる「かながわ女性の活躍応援団」の活動が軌道に乗りつつある。女性が活躍できる社会の実現には、企業トップの9割を占める男性の意識改革が不可欠と動きだした取り組み。7日には旗振り役の企業経営者らが横浜市内で実践例を披露し、多様な働き方改革や社会的ムーブメントの方向性を共有した。

 2015年に発足した同応援団は日産自動車やファンケル、JFEスチール、第一生命保険など県内ゆかりの企業の社長ら20人が参加。大手企業を中心とした男性トップの影響力を生かし、中小企業などへの裾野拡大に向けて「行動宣言」を打ち出してきた。

 女性活躍を推進するため、経営者は何をすべきか-。3回目の全体会合となったこの日は、初の「拡大意見交換会」として開催。メンバーの13人と中小企業経営者らが出席し、女性登用や仕事と育児の両立を支援する仕組みの導入などの実践例を報告した。

 私鉄大手の京浜急行電鉄の原田一之社長は、女性社員3人が開発した「葉山女子旅きっぷ」の成果を紹介。狙い目の顧客層に近い社員による企画の実現で、「社内で女性活躍推進の具体的事例を共有できた」。プラント建設大手の日揮の佐藤雅之会長は、治安や文化が異なる海外の建設現場に駐在した女性21人の「実際のモノに触れることで設計のイメージを持てた」「自分の担当だけでなく全体を見て仕事ができるようになった」といった感想を報告した。富士屋ホテルの幹部は企業内保育園を他社の従業員も利用している実績を伝え、出産後も働きたい女性の多様な働き方に対応できると報告した。

 アドバイザーで県男女共同参画審議会会長の岩田喜美枝さんは「各社が強みを生かしてビジネスにもつながっている。来年はさらにバージョンアップしていきたい」。団長の黒岩祐治知事は「時代の変化を実感し、働き方改革が女性活躍の基本だと認識した」と述べ、さらなる推進を呼び掛けた。

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