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ブランド「AMONG」
横浜捺染工法で商品化 伝統と斬新さ融合

経済 | 神奈川新聞 | 2017年11月6日(月) 15:36

自社ブランドのストールとバッグを身につけた中村寛子さん(左)と、金子桃子さん=横浜市中区
自社ブランドのストールとバッグを身につけた中村寛子さん(左)と、金子桃子さん=横浜市中区

自社ブランドのストールとバッグを身につけた中村寛子さん(左)と、金子桃子さん=横浜市中区
自社ブランドのストールとバッグを身につけた中村寛子さん(左)と、金子桃子さん=横浜市中区

 横浜の伝統技術である「横浜捺染(なっせん)」で、オリジナルのテキスタイルデザインを染め上げ、ストールなどを制作販売しているブランド「AMONG(アマング)」。横浜を拠点に活動する、中村寛子さん(40)と、金子桃子さん(33)の2人が2014年に立ち上げた。大胆なデザインと組み合わせた色それぞれに、「身に着けた人が前向きになれること」をイメージした、「道・未知」や「決めてみよう」などの商品名が付けられている。

 職場の同僚だった中村さんと金子さんは退職後、布を使った服飾雑貨を作りたいと、アイデアを出し合い、試作品作りを始めた。しかし、市販の布の色やデザインに満足できず、試行錯誤を繰り返していた。そんな時、染料会社に勤めていた中村さんの父のアドバイスを受け、横浜捺染を取り入れることにした。

 捺染技術を持つ会社の中から、1958年創業で、染めから商品の製造、縫製までを手掛けるセージ(横浜市金沢区)が快諾してくれ、同社の助言を受けながら、テキスタイルデザインを本格的にスタートさせ、最初の作品は3デザイン3パターンに絞りストールを製造した。

 レストランやカフェ、サロンなどの一角を借りて受注会を開き、口コミでブランドの存在を広げると共に、県外にも積極的に出向き、販路を開拓した。少しずつ売り上げも伸び、バッグやエプロンなどの制作にも乗り出し、横浜高島屋や銀座松屋などデパートの催事でも販売できるようになった。「コンセプトが面白い」「大柄ではっきりした色合いが良い」といった感想や、商品展開のヒントをもらうことも多く、これからの制作に生かしたいとしている。

 中村さんは「横浜はいろいろなものをミックスさせる歴史がある。私たちも斬新なデザインと伝統の技術で、新たな世界に挑んでいきたい」。金子さんは「これまでは身に着ける、持って歩ける商品を作っていたが、インテリアなど、生活全般を手掛けられるようなブランドに育てたい」と話している。

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