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コンセプトEVを世界初公開 東京モーターショーで日産自動車

経済 | 神奈川新聞 | 2017年10月26日(木) 02:00

日産自動車が初公開したコンセプトEV「ニッサンIMx」をPRするダニエレ・スキラッチ副社長=東京ビッグサイト
日産自動車が初公開したコンセプトEV「ニッサンIMx」をPRするダニエレ・スキラッチ副社長=東京ビッグサイト

 東京モーターショーで、日産自動車(横浜市西区)は電動化、知能化技術を駆使した近未来のコンセプト電気自動車(EV)「ニッサンIMx」を世界初公開した。新開発で低重心、高剛性が特長のEV専用の車台を採用したクロスオーバー車。ドライバーは自分で運転するか、完全自動運転かを選択できる。

 高密度の大容量バッテリーを搭載し、1回の充電での航続距離は600キロ以上。高密度バッテリーを巧みにレイアウトし、従来確保が難しかったフラットかつ広々とした車内スペースを実現した。同社は「EVの先駆けとして2010年に発売した初代リーフから蓄積した技術・経験のなせる技」と説明する。

 自動運転モードでは、自動的にステアリングが格納され、シートはリクライニングする。乗車する全員に車外の様子が分かるパノラマディスプレーを採用するなど、自動運転で車内での過ごし方が劇的に変わることを見据え、快適性にこだわった。

 ダニエレ・スキラッチ副社長は、無人運転による送迎や自動駐車など、想定される利用シーンを紹介し、「IMxは、コンセプトにとどまらず、日産が長期的にEVのリーダーであり続ける志を体現している。近い将来に実現する日産のモビリティーの世界観だ」と述べた。新型リーフやミニバン・セレナのニスモモデルなども出展している。

 
 

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