ものづくりに関連する茅ケ崎市内の企業の製品や事業概要を紹介する企画展が、茅ケ崎市役所本庁舎市民ふれあいプラザで開かれている。20日まで。
出展しているのは市内に本社、事業所を置く9社。市内に集積する製造業者の高度な技術を広く知ってもらおうと、2017年から開催している。
微小溶接加工と微細カシメ加工の技術を生かし農業分野で資材開発を進めている「日本アッセー」、カスタムカーの企画、開発、生産、販売、アフターサービスまで一貫して対応している日産自動車直系の「オーテックジャパン」、茅ケ崎市特別観光大使「えぼし麻呂」の関連グッズを製造、販売している「永正」など、会場には幅広い分野の製品が並べられている。
各企業のコーナーには事業概要とともに、「教えて社員さん」として、社員の1日のスケジュールを通じて企業活動を具体的に紹介。市の担当者は「子どもたちが地元企業を身近に感じ、ものづくりに関心を持つきっかけになれば」としている。
23日には、同市をはじめ藤沢市、寒川町のものづくり企業が出展する体験型イベント「湘南ものづくりワークショップ」を開催。貝殻のインテリアや基板を使ったアクセサリーづくり、3Dプリンターで制作した立体フィギュアの塗り絵などが体験できる。開催は午前10時~午後3時で、参加無料。