
日本で学ぶ外国人留学生に横須賀の魅力を知ってもらい、さらにそれを広めてもらおうと、横須賀商工会議所(横須賀市平成町)が専門学校「アーツカレッジヨコハマ」(横浜市西区)に通う留学生らとともに市内企業のPR動画を制作した。担当者は「横須賀に興味を持ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せている。
同商議所と同校は、日本人学生を対象に同じようなプロジェクトに取り組んでいたが、今回は外国人留学生向けに初実施した。同商議所は、横須賀の良さを世界に発信してもらうことなどが狙い。一方、同校には「実体験として日本の文化を学び、教科書だけでは分からないことを身に付けてほしい」(四方智治校長)という目的がある。
今プロジェクトには、中国やベトナムなどから来ている留学生25人が参加。9、10月に「菊秀刃物店」や「クラシゲ宝飾」(ともに横須賀市大滝町)など市内6店舗を訪れて取材し、撮影から編集までの作業を全てスマートフォンでこなした。店主のインタビュー、歴史や名物の紹介などを約1分半の映像にまとめた。