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車が目指す近未来
東京モーターショー(下) 夢の技術、続々実現

経済 | 神奈川新聞 | 2019年10月26日(土) 05:00

 車を巡る先進技術の進歩は目覚ましい。電動化された無人の車が公道を自由に走り回る-。そんな時代の到来に向けた各社の取り組みは加速している。


4輪それぞれが単独で駆動し最大90度の操舵角を実現した新技術=東京ビッグサイト
4輪それぞれが単独で駆動し最大90度の操舵角を実現した新技術=東京ビッグサイト

東京モーターショー(上) 基幹技術で工夫施す「軽量化」
東京モーターショー(中) 新技術誕生の好機に「自動運転」

 ドイツに本拠があるベアリング大手メーカーの日本法人、シェフラージャパン(横浜市保土ケ谷区)は4輪のタイヤをそれぞれ自由な角度に動かせる新技術を発表した。最大90度の操舵(そうだ)角を実現したことで、車体を真横へ動かしたり、その場で回転させたりでき、自動運転下での操作性能を高める。

 可能にしたのは、タイヤの中にモーターを内蔵した「インホイールモーター」や、タイヤを電気信号で動かす「ドライブバイワイヤ」という仕組みだ。ハンドル操作やサスペンションの機能をそれぞれのタイヤごとに独立させたことで、ハンドルとタイヤ、タイヤとタイヤをつなぐシャフトが不要になり、軽量化にも成功した。

 自動運転化されたタクシーや配達車による都市部の狭い道路での走行や、縦列駐車の場面を想定している。物流倉庫内の通路を滑らかに動き回ることもでき、将来的な無人車の可能性をも広げようとしている。

 ブースにはこの技術を使った試作車「シェフラームーバー」を展示している。今年9月にドイツで開かれたモーターショーでモデルコースを実走する様子や、想定される乗車シーンを動画で紹介している。

 自動車事業部の斎藤正シャシー事業部長は「自動化や電動化が当たり前になる日はそう遠くない。それらに欠かせないシステム開発を急ぎたい」と力を込める。

 ガソリンから電気自動車(EV)、そして次世代の燃料電池へ。

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