海運大手、川崎汽船のコンテナ船「ベイ・ブリッジ」(4万4234トン)が27日、移転先の大黒ふ頭C-4コンテナターミナル(横浜市鶴見区)に寄港し、運営を始めた。
同社は本牧ふ頭A-5、6コンテナターミナルを借り受けていたが、横浜港への投入船舶の大型化や、コンテナ取扱量の増加への対応を図るため、大黒ふ頭に移転。従来に比べてターミナル面積が拡張して水深が増したほか、クレーンの高規格化も進めたことで、近年のコンテナ船の大型化に対応した。
市港湾局は本牧ふ頭A突堤について、将来的には横浜ベイブリッジをくぐれない超大型客船と一般貨物対応の多目的岸壁として整備する計画を打ち出している。