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低価格スーパー 人気の裏側(中)
【戦略】品質と味にこだわり

経済 | 神奈川新聞 | 2019年9月19日(木) 16:47

業務スーパーが始めた総菜事業「馳走菜」の商品を手に取る来店客=業務スーパー鴨居店
業務スーパーが始めた総菜事業「馳走菜」の商品を手に取る来店客=業務スーパー鴨居店

 9月上旬、「オーケーみなとみらい店」(横浜市西区)を訪れた主婦(43)は、ヤマサ醬油(しょうゆ)(千葉県)の「特選有機丸大豆の吟選しょうゆ」を手に取った。278円(税抜き)と他店に比べて数十円安い。主婦は「メーカーにこだわりはない。安さが目に留まった」と話した。

 低価格で人気のオーケー(横浜市西区)は、商品ごとにメーカーを絞って販売する。同一メーカーから大量に買い付けることで、仕入れ価格を下げるのが狙いだ。オーケーのしょうゆ売り場では、業界2番手のヤマサの商品が9割近くを占める。菰田良太チーフバイヤーは「シェア拡大を狙う2番手メーカーの方が価格交渉などで柔軟に対応してもらいやすい」と明かす。

 こういった価格交渉は、どのスーパーでもできるわけではない。メーカーとの信頼関係があってこそ成立するスタイルだ。

 オーケーのオリジナルワイン「デリ・ブティックワイン」は、メルシャン(東京都)が製造し、369円(同)の破格で販売する人気商品で、年間百万本を売り上げる。20年以上前にオーケーが「一流ホテルのハウスワインの味を目指したい」とメルシャンに要望し、共同開発した。メルシャン担当者は「20年以上の取引があるから実現する価格」と話す。

 オーケーの二宮涼太郎社長は「しっかりとした条件を出してもらう以上、こちらも相当の覚悟で販売する。そういう責任分担がベースにある」と強調する。

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 オーケーの魅力は、低価格だけではない。

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