小田急電鉄(東京都新宿区)グループが開発を進める小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅間の「海老名駅間地区」(同市めぐみ町)で市内最高層の分譲マンションの起工式が29日、行われ、事業関係者が参加した。
地上31階304戸で高さは約100メートル。延べ床面積は約3万3千平方メートルの免震型タワーマンションとなり、完成予定は19年10月。
同社が2年前に地区計画を発表。約3・5ヘクタールの用地を対象に業務・商業系、住宅系の2エリアで16年10月に事業化が始まった。
16年度の商業施設に続き、今回のマンション着工により、市が掲げる「東西一体のまちづくり」が本格化する。マンション3棟を含めて計10棟が25年度までに順次完成する予定。
一方、駅西口地区(同市扇町)では、相鉄(横浜市西区)グループが地上25階477戸、2棟形式のツインタワーマンションを5月に着工した。
県央地域のターミナル駅の利便性を生かした開発ラッシュで、周辺の景観も一変しそうだ。