地域経済の活性化につながり、独自性や実現性の高い新たなビジネスプランを競う「横須賀スタートアップオーディション」の最終審査が29日、横須賀市本町の市産業交流プラザで開かれた。5事業者がプレゼンテーションを行い、ICT(情報通信技術)を活用して横須賀から五輪選手を育てるためのトレーニング支援プロジェクトや、中古アパートを改修した小規模自立型サービス付き高齢者住宅の提案など全事業者が入賞した。
同事業は市産業振興財団の主催で、2007年からスタート。IoT(モノのインターネット)の活用や地域貢献性、継続性などの評価項目で一定の基準点を超えれば入賞となる。入賞すると30万円~100万円の奨励金が交付される。本年度は13件の応募があり、1次審査を通過した5事業者が最終審査に臨んだ。