コンビニエンスストアのスリーエフ(横浜市中区)は17日、ローソンとのダブルブランド店「ローソン・スリーエフ」の県内1号店である横浜市庁舎店が21日オープンすると発表した。2018年3月末までにスリーエフ280店舗をダブルブランド店に転換する。ローソンのブランド力を武器に集客を図る。
ローソン・スリーエフでは、通常のローソンの品ぞろえに加えて、スリーエフの人気商品のチルド弁当やチルド寿司、デザート「もちぽにょ」なども販売する。
業績不振のスリーエフは、4月にローソンと事業統合契約を結んだ。これまで千葉県と埼玉県のスリーエフ91店舗をダブルブランド店に転換したが、売上高は平均10%以上伸長しているという。
スリーエフは「いよいよ地元にオープンする。これまで以上にお客様にご支持いただけるお店を築いていくため、盛り上げていきたい」と話した。
スリーエフは7月末時点で332店舗(グーツ4、キュウズマート10を含む)。11月以降からローソン・スリーエフへの本格的な転換を進め、約50店舗は閉店する。スリーエフの単独店は来年1月末までに全て閉店することになる。