京急グループの葉山マリーナー(葉山町)は、11日から「江ノ島・裕次郎灯台周遊ショートクルージング」の新艇、ベイクルーズ葉山2の運航を始める。前艇は約21年間が経過し、老朽化したため。新艇は年間で1・6倍となる7200人の利用を見込む。料金は1人3千円。
ベイクルーズ葉山2は、同社がクルージング用として特注したもので、船特有の横揺れを軽減させる機能を備えた。全長18・2メートル。最大定員はこれまでの20人から50人へと大幅に増え、広々と快適にクルージングを楽しめるという。クルーザーの価格は非公表。
運航を記念し、画像共有アプリのインスタグラムで利用した写真を投稿すると賞品が当たるキャンペーンを実施し、ファンを増やす狙い。葉山マリーナーは「新艇を活用して、気軽に湘南の海を満喫していただけるような、さまざまなイベントを実施していく」としている。