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埼玉で新倉庫建設始める アルプス物流

経済 | 神奈川新聞 | 2017年7月25日(火) 02:00

埼玉県加須市で建設しているアルプス物流の新倉庫の完成予想図(同社提供)
埼玉県加須市で建設しているアルプス物流の新倉庫の完成予想図(同社提供)

 電子部品物流のアルプス物流(横浜市港北区)は、来年5月の稼働を目指し、埼玉県加須市に新倉庫「加須営業所」の建設を今月から始めた。整備が進み、利便性が高まった圏央道に至近の立地で、電子部品工場の多い東北地方と関東以西の中継拠点として有望と進出を決めた。増大する首都圏の物流需要にも応える。

 新倉庫は、地上5階建てで、延べ床面積が約1万5千平方メートル。同社の関東拠点では本社隣接の横浜営業所、成田空港をカバーする成田営業所に次ぐ第3の規模になるという。

 圏央道は2月に茨城県内区間が開通。藤沢インターチェンジ(IC)から成田空港そばの大栄ジャンクション(JCT)までの約200キロがつながり、東名高速など6本の高速道路とも結ばれた。新倉庫は、東北道・加須ICが隣接、圏央道につながる久喜白岡JCTにも程近い。

 同社は「東北地方の電子部品工場と、中部や西日本の自動車関連などのメーカーとをつなぐ中継拠点として新倉庫を活用していく」と説明。海外向け製品を扱う際も中心部の混雑を回避しつつ、成田空港や東京・横浜両港にアクセスしやすい、とみる。

 同社は「新倉庫が立地する加須市は、圏央道の開通で利便性が大きく向上したエリア。物流ネットワークの充実を通じ、サービス向上につなげたい」と述べた。

 
 

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